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■緊張性頭痛(肩こり頭痛)の治療と対策
「緊張性頭痛」は筋収縮性頭痛とも言われるように、首筋から頭部にかけての筋肉が、なんらかの原因で緊張することが原因でおこるといわれ、「肩こり頭痛」とも呼ばれることもあります。
ここでは、緊張性頭痛の特徴から治療方法、改善のポイントなどを紹介します。
□緊張性頭痛(肩こり頭痛)の特徴
緊張型頭痛は、圧迫感のある痛みを感じる頭痛です。「孫悟空の金の輪を頭囲にはめられているようだ」という人もいます。だらだらと痛みが続き、時々痛みが強くなる特徴があります。
頭痛以外に、「肩こり」などの特長的な症状を伴います。
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緊張性頭痛はこんな頭痛
- 頭部を圧迫されるような痛みがある。「ギリギリとしめつけられる」「ジワーッとした痛みがある」「重い痛みを感じる」など、痛みの程度は人によりさまざまです。
- 頭痛の持続時間は比較的長い
- 頭の両側におこりやすい
緊張性頭痛に伴う他の症状
- ほとんどが、肩こりや首の筋肉のこりを伴う
- めまいや身体のだるさを伴うこともある
- 目が疲れやすい
- 何もしないのに疲れる、動くと調子が良くなる
□緊張性頭痛(肩こり頭痛)の原因
片頭痛が「血管性頭痛」であるのに対し、緊張型頭痛は「筋収縮性頭痛」といわれています。
つまり、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなっておこります。筋肉を緊張させる原因には、2つの原因が考えられるようです。
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筋肉を緊張させる原因とは?
・精神的なストレス
不安やうつ状態などが長期間続くと、神経や筋肉の緊張が高まっていきます。それにより頭痛がおこります。
・身体的なストレス
不自然な姿勢を長時間続けることによって、首や後頭部の筋肉が収縮して硬くなり、頭痛がおきます。
また、パソコンの長時間使用による眼精疲労が原因で頭痛がおこることもあります。
□緊張性頭痛(肩こり頭痛)の治療
緊張性頭痛は悪循環に陥りやすい傾向があります。肩がこって頭痛がおこると、その影響で肩や首を動かすことが少なくなって筋力が弱まり、さらに筋肉が疲労をおこしやすくなって、さらに頭痛を招くことになっていきます。
緊張性頭痛はこの悪循環を断ち切ることが大切です。運動や体操などで筋肉のこりをほぐすことが、一番の対処法ですが、他にも次のような治療方法があります。
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薬物療法
身体的ストレスによる頭痛には、筋肉のこりをほぐして血流を良くする、筋弛緩薬や鎮痛薬を使用します。また、精神的なストレスによる頭痛には、軽い抗うつ薬や抗不安薬を使用します。
市販の頭痛薬は、服用しすぎると頭痛を慢性化させることにもなるため、注意が必要です。
*注意!
鎮痛剤を飲んでも日常的に頭痛を繰り返す場合は、病院にかかることをおすすめします。
ストレスのコントロール
精神的なストレスが原因の緊張性頭痛は、いかにストレスを上手にコントロールするかが、治療の第一歩です。例えば、適度な運動、散歩、柔軟体操など、軽い運動が効果的です。
姿勢を正す
姿勢が原因で肩こりや頭痛がある場合は、長時間の同じ姿勢を避けるなどの工夫が必要です。
姿勢についての詳しい情報はこちら
□生活の中でできる緊張性頭痛(肩こり頭痛)対策
緊張性頭痛を回避するため、日常生活で注意できることがあります。
生活を改善して、頭痛が良くなれば、薬も必要ありません。次の項目をよく読み、改善してみましょう。
- 長時間同じ姿勢をとらない
- ストレッチや体操など、運動を取り入れて体を動かす
- 正しい姿勢を心がける
- 精神的なストレスを溜めこまない
- リラックスできる時間をつくる
- マッサージや、ぬるま湯にゆっくりと入浴することで、血行を良くする
- 目が疲れてきたら、遠くを見つめて休憩する
- 枕の高さを適切に調整する
- 眼鏡やコンタクトレンズを調整する
- 飲み物は温かい飲み物を、生野菜よりも温野菜をとる。偏った食事は避ける
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